さて
準備編の次は実際の「旅編」にうつります。
まず、私的おすすめ観光スポットをご紹介します。
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ジェロニモス修道院 ◆ ここは絶対行ってほしい!
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【概略】16世紀のポルトガル<大航海時代>の栄光を今に伝える白亜の大寺院。マニュエル1世(王様)が、バスコ・ダ・ガマの海外遠征で得た巨万の富を費やして建てたもの。300年以上の期間をかけて完成。その完成度の高さからポルトガル建築の最高峰と讃えられる。1983年、世界遺産に登録された。
外観はこのように立派で大きいです。
中に入ると、やはり修道院ですから祭壇が正面に設けられていました。
ポルトガルはマリア様信仰が深いということです。
そのわきをぐるっと囲むように、王家の方々の棺が納められていました。
よく見ると棺を「象」が背負っています。ガイドさんの説明によると、象が背負っている棺は珍しいとのことです。
入り口付近にはバスコ・ダ・ガマの棺も置かれていました。
世界史で勉強しましたが、ちょっと忘れてしまったので復習。ヨーロッパからアフリカの喜望峰を経て、インドへ航海した初めての人ですよね。このインド航路発見によりポルトガル海上帝国の基礎が築かれたとのこと。その栄誉たるやものすごいものだったと推察されます。その証拠にこのように棺も「王家」と同じ場所に置かれているのですから。
さて、祭壇の部屋のわきに進むと、当時の修道士達の食堂がありました。
壁面にあるのが「アズレージョ」という、ポルトガルを代表する装飾タイル画
食堂を抜けると、一転広い中庭をめぐる回廊に出ます。私はどちらかというとこの「回廊」が見たかった!幸い天候もよくヨーロッパ特有の青い空と白い建物のコントラストが素晴らしかったです。
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私的 観光アドバイス
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団体ツアーでは「回廊」まで入らないこともあるそうですが、回廊はぜひ観ていただきたい。
個人で行く場合は、チケット売り場が相当混む場合があるそうですので、(私は指定のガイドさん付きだったので並ばずに済みました)時間に余裕をもってお出かけください。
次回テーマ
ポルトガルの料理&音楽&私のホームシック話(笑)