コロナ禍によって、不要不急の外出を控える状況が続いています。
私も、6月に予定していた「北海道旅行」
10月に予定していた「ニューヨーク旅行」
いずれもキャンセルいたしました。(泣)
しかたないですよね。
そんな中、失うものだけではない、「得るものもあるのだ」と思うことがありました。
次男から借りた本 「読書する人だけがたどりつける場所」
著者は、テレビ出演などでも有名な明治大学文学部教授の「斉藤孝」先生です。
ベストセラーになった「声を出して読みたい日本語」の著者です。
(ちなみに、地元静岡県ご出身の先生ですので、親近感がわきますの)
今回読んだ「読書する人だけがたどり着ける場所」は、私にとって、まさにタイムリーな一冊でした。
今こそ「読書」
私のように、コロナ禍で旅行をキャンセルした方も多いと思います。そのようにしてできた「時間」を、「読書」にあてる意義を改めて認識しました。
私は学生時代から、就寝前1時間くらいは「読書」をしていました。
それが年齢とともに「寝落ち」(笑)してしまうことが多くなり、最近とんと読書時間が少なくなっていました。
そんな中、ステイホームでできた時間を、「読書」にあてることができるようになりました。
読書する人だけがたどり着く場所とは
要約すると、行きつく先は
人として思考力
人間力が深まる場所
だと先生はおっしゃっています。
「ネットで情報をとるから本はいらない」という風潮が広がっていますが、それは本当でしょうか?
ネットで得る情報は、キーワードだけを拾い、まったく深くなっていないということも多いのではないでしょうか?
読書は人に「深さ」をつくります。深さは全人格的なもの、総合的なものです。
読書は人間に生まれたからこそ味わえる喜びです、自分で自分の人生を深めていける最高のものです。
人間力が深まるとは
人としてコミュニケーション能力や、さらなる認識力を得ることができ、要するに「魅力的な人間」になれることだと感じました。
26歳の次男がこのような本を読んでいることを、母としては嬉しくなりました。
コロナ禍で、社会全体が変わりつつあります。
仕事のやり方も変わり、テレワーク、ネット会議など……
遊びでは、ズーム飲み会?なんてのもあるそうですね。
直接、人と接して話す機会は、減ってくるに違いありません。
でも、やっぱり今も昔も変わらないものは「素の人間力」を磨くこと。
これが大事だ!と感じます。
メール、SNS、ズームでもなんでも、人の発する言葉は「その人本人の人間力が映し出されてしまう」と思うからです。
そのための「読書」の大切さを、この本から得ました。
みなさんは、どうお考えになりますか?
Photo:看板犬「りん」 お昼寝マット購入。しかし、3日で食いちぎってしまった!OMG!