顔面麻痺 療養日記3 #生まれて初めての大学病院

おひとりさま日記
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目次

このところ顔面麻痺関係ばかりで、申し訳ありません。
もう少しお付き合いいただければと思います。

急性期治療を終えて大学病院へ

さて、9日間の点滴治療を終えた私は、ネットで調べた大学病院の顔面麻痺専門外来へ行くことを決心しました。
とういうのも、顔面麻痺の治療の流れとしては、

1. ステロイド点滴 (その間に聴力検査、耳の中の神経の動きの検査、顔面神経の動き検査)
2. その後は服薬(ビタミン剤と血液の流れをよくする薬)しながら定期的に受診

という流れになっていると、知ったからです。
要は、病院は今後は経過観察だけなんだわ、と。

地元の市民病院の主治医の先生を信じないわけではないけれど、やはり顔面麻痺専門外来を受診して、自分がどの程度の麻痺具合か、回復する期間はどのくらいかかるのか?はたまた治らないのか?

とてもとても不安でしたので、より詳細な自分で納得できる治療を受けたかったからです。

順天堂大学医学部附属順天堂医院へ(東京:本郷)

顔面麻痺専門外来をうたっている病院を、ネットで必死に調べたところ、東大、順天堂、その他いろいろな病院がありました。ですが、東大は受診予約に時間がかかりそう、順天堂は紹介状があればいつでも来ていいとのことでしたので、相談している友人の勧めもあり、思い切って順天堂へ行きました。

ここでひとつ葛藤、現在の市民病院の先生に紹介状を書いていただくのに、とても気が引けましてね(汗

先生のお見立てを信じていないように思われるのではないか…とか、気を悪くされるのではないか…とか、でも自分の体のことですので、思い切って自分の気持ちを話し、快く書いていただけたことは嬉しかったです。

行ってびっくり#生まれて初めての大学病院のすごさ

順天堂大学附属順天堂医院は、お茶の水の駅から徒歩5分の便利な場所にありました。

なんと!病院内にスターバックスや日比谷花壇がありました。
(それほど、人が来るということですよね)

院内にはいたるところに絵画が飾られて、まるで美術館のよう

最初は本当に怖かったのですよ、生まれて初めての大学病院なんて、どんな怖そうなところだろうかと…

でも、私のそんな危惧は院内に入ったとたんふっとびました。

なんか、病院にオーラがある!!
治りそうな気がする!!

そんな直感を感じることができたのです。

3/4 初診 聴力・味覚・血液検査・MRI
3/7 顔面神経の動きの検査 顔面麻痺専門外来の先生の診察

この1週間で2回東京へ行き、順調に診察を受けることができました。
結果、中程度の麻痺、現在の顔面神経の動き具合は25%、投薬、リハビリ指導…
そして、一番知りたかったこと

先生、私治りますか?

大丈夫ですよ。数か月はかかりますけど治りますよ。

と、とても感じのいい(それに男前)の先生のお言葉をいただくことができ
心底安心いたしました。

また、ここの病院のすごさは、事務の方たち、看護師さん、検査技師、もちろんお医者様
みなさんがホスピタリティーにあふれていることです。

一流の医療サービスを提供する。まさに「仁」が徹底されていました。

自分の体のことは自分で納得するまで動く

もちろん、地元の市民病院に通っていてもそのうち治ったかもしれません。でも、病気って不安との戦いです。やはり、「自分で治す。そのためには、精神的な安心感」がとても大切だと実感しました。

待っていてはなにも変わらない。不安の解消は、自分で動くことが大切だと学びました。

今は、おかげさまで前向きに開き直って
まあ、少しずつ治るよね

と、思えるようになりました。

そのためにも、リハビリ・食生活改善・運動 やっていきますね。

病院ロビー すごいんです。ホテルみたいでしょ?