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今日も猛暑です。
個人的に「夏」は苦手です。
そんな「夏苦手女」の私ですが、この時期に好きなものもあります。
それは、夏の花「ひまわり」です。
この花を見ると、暑い日々もなんとかしのげる元気が出てきます。
それと同時に、いつも「彼女」を思い出すのです。
今日は、その「彼女」の話しをしましょう。
ひまわり(向日葵)とは
あまりにも身近な花ですね。
しかし、あえて調べてみました。
キク科・ヒマワリ属
原産地:北アメリカ
開花期:7月~9月 (1年草)
花言葉:憧れ・あなただけを見つめる
私のイメージとしては、真夏の焼けるような暑さにも負けず、すっくと立つ「力強い花」のイメージです。
「彼女」のこと
「彼女」とは、私がかよっていた名古屋市の小学校の同級生Mちゃんのことです。
Mちゃんは、ちょっと「いじめられっ子」でした。
もう、40年以上も前のことですので、今でいう「いじめ」というよりは、「少し仲間はずれになりがちな子」という感じでした。
夏のある日のこと、担任の先生が「夏」をテーマに詩をつくる宿題を出されました。
そして、後日
「一番良かったのは、Mさんの作品です。」
と担任の先生がおっしゃり、皆にその詩を披露してくださりました。
ひまわりは負けず嫌いだ
私は今でも、Mちゃんの詩をよく思えています。
ひまわりは負けず嫌いだ
誰よりも、大きく高く伸びる
秋には、たくさんの子どもを抱いて
ちょっと仲間はずれになりがちだったMちゃん。
おとなしかったMちゃん。
ともすれば、クラスの中に存在が埋もれていました。
そのMちゃんに、こんな素敵な感性があったとは。
私も含め、皆がびっくりしました。
もしかしたら、Mちゃんは力強い「ひまわり」に憧れていたのかもしれませんね。
担任の先生は
「負けず嫌い」の様子を
誰よりも大きく高く伸びること
誰よりもたくさんの子ども(種)をつくること
の2点によく表されていると、Mちゃんの作品をとても褒めました。
きっと、Mちゃんの「クラス内での立ち位置」をよくご存じで、あえて、みなに披露したのだと子供ながらに感じました。
あとがき
その後もMちゃんの「クラス内での立ち位置」は、表面きっては変わらなかったと思います。
でも、明らかにクラスメイトの「心の中での立ち位置」は変化したと思います。
その証拠に、40年以上経った今でも
私が覚えているくらいですから。
Mちゃん、元気かな?
また
暑い暑い夏が来て、ひまわりが咲いているよ。